破損した瓦から小動物が侵入。退出を確認した後、傷んだ屋根を修理しました

屋根裏を走る音がしていたとのことで、侵入した小動物はネズミのようでした
駆除業者と連携して小動物を屋外へ退出させた後、侵入口を塞ぎ、傷んでいた屋根の各所を修理しました
多くの場所での対応が必要でした
本庄市 I様
屋根は日頃のメンテナンスが大事です
今回の工事のポイント
以下のように問題解決しました
1屋内に侵入した小動物を屋外に退出させ、侵入部分の瓦を葺きなおす
2入母屋の隅棟およびその排水システム(トンネル)を修理
3それ以外の破損した瓦を交換し、問題のある場所を修復
駆除業者と連携して小動物を屋外へ退出させ、 侵入箇所の屋根下地を修復して瓦を葺き直し

駆除業者と連携して小動物を屋外へ退出
小動物の侵入箇所以外にも屋根の修理を必要とする箇所が確認されていたため、まずは専門の駆除業者と連携して、建物内に侵入していた小動物を屋外へ退出させました。
小動物が建物内に残ったまま侵入口を塞いでしまうことがないよう、退出を確認してから屋根の修理に取りかかりました。
なお、外来種を捕獲する場合には市役所等から防護柵を借りることができますが、ハクビシンなど古来から生息する動物を捕獲する場合には、防護柵を借りることができないため注意が必要です。
侵入部分の屋根下地を修理して瓦を葺き直し
小動物が屋外へ退出したことを確認した後、侵入口となっていた屋根部分の修理を行いました。
侵入によって傷んでいた部分をそのまま塞ぐのではなく、屋根下地からやり直したうえで瓦を葺き直し、屋根としての機能を回復させるとともに、小動物が再び侵入しにくい状態に仕上げました。
その際に垂木の損傷が激しく、そのままでは瓦を葺くことができないため垂木の補強を行いました。
- 葺き替え前

- 葺き替え後

破損した隅棟の瓦を交換し、ゴミが詰まった排水システムを修理して雨水の流れを改善

破損した隅棟の瓦と排水システムに詰まったゴミを撤去
入母屋屋根の隅棟を確認したところ、棟を構成する瓦の一部が破損していました。
また、隅棟の下に設けられている排水システム(トンネル)にはゴミなどが入り込み、雨水の流れを妨げている状態でした。
修理を行うため、まず破損した瓦を取り外し、内部に溜まっていたゴミなどをきれいに撤去しました。
- 工事前

- 既存撤去後

隅棟と排水システムを修理して雨水の流れを確保
破損した瓦と排水システム内部のゴミを撤去した後、雨水が適切に流れるよう排水経路を整えました。
そのうえで隅棟の瓦を修理して納め直し、隅棟とその下にある排水システムが正常に機能する状態に復旧しました。
- 排水システムの修復1

- 排水システムの修復2

- 隅棟の完成

長年メンテナンスがされていなかったため、対応が必要な部分を全て修理

破損している瓦の差替え
本庄市は2022年に雹による被害があり、トタン屋根がデコボコになったり穴が開いたほか、瓦が破損するケースもあったので、その影響も考えられます。
それとは別に、このお住まいには上裏に金属製の装飾物があり、その落下による損傷もありました。
破損した瓦を全て差替えました。
大棟下の桟瓦の差し替え
- 差替え前

- 差替え後

桟瓦の差し替え
- 差替え前

- 差替え後

雪止めの差し替え
- 差替え前

- 差替え後

雪止めの差し替え2
- 差替え前

- 差替え後

熨斗が欠落した隅棟や葺き止を修復
熨斗が欠落している隅棟、葺き止がありました。
通常、両方とも針金で緊結することになっているので、緊結不良もしくは無緊結が原因の現象です。
こうした事態が再発しないように対処しました。
隅棟の修理
- 修理前

- 修理後

葺き止の修理
- 修理前

- 修理後

漆喰がはがれた部分を補修
部分的に漆喰が剥がれている所がありました。
漆喰は程度によっては部分的な修理で対応することが可能です。
今回は剥がれている部分だけを補修することが可能でした。
漆喰の補修
- 隅棟の漆喰補修1

- 隅棟の漆喰補修2

工期、予算(費用・価格)等のまとめ
工事の内容
- 平葺き
- 屋根下地を修理して小動物の侵入した穴を塞ぎ、全ての場所で破損した瓦を差替えました
- 屋根下地
- 屋根下地を新しくして小動物の侵入した穴を塞ぐとともに損傷していた垂木を補強しました
- 葺き止
- 脱落していた熨斗を元の場所に戻して修理しました
- 隅棟
- 排水路を塞いでいたゴミを撤去するとともに物が落下して破損した瓦を交換して隅棟を積み替えました
- 漆喰
- 剥がれていた漆喰を部分補修しました
工期、工事費用等の内容
- 工期
- 2日間
- 費用
- 5~10万円

